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熊本大学大学院 生命科学研究部
病態生化学講座(山縣 研究室 )
YAMAGATA Lab.
Department of Medical Biochemistry
Faculty of Life Sciences, Kumamoto University
国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)
「老化メカニズムの解明・制御プロジェクト」
個体・臓器老化研究拠点(2017~2022)
熊本大学大学院生命科学研究部付属
健康長寿代謝制御研究センターと連携(2018~)
アクセス数
研究内容
研究内容
我々は膵β細胞に発現している転写因子HNF-1α, HNF-4α, HNF-1β の遺伝子異常によってMODYと呼ばれる遺伝性のインスリン分泌不全型糖尿病が発症することを世界で初めて見出しました(Yamagata K. Nature 1996a, Yamagata K. Nature 1996b, Horikawa Y. Nature Genet. 1997)。HNFがどのようなメカニズムでインスリン分泌を制御しているのか、その分子機構について臓器特異的ノックアウトマウスやノックダウン細胞の作製し、分子生物学や生化学の様々な手法を用いて検討を行っています。現在までにHNFが種々の標的遺伝子を介してインスリン分泌を制御していることが判明してきています (Diabetes 2002a, 2002b, Cell Metabolism 2005, JBC 2006, 2012, 2017)。最近 HNF-4αの新規標的遺伝子としてAnks4bを同定し、その機能解析を行っています。インスリン分泌の鍵分子であるHNFの研究を通じて、糖尿病の新たな治療戦略の確立を目指しています。
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