​研究内容

老化関連疾患におけるSIRT7の役割

Sirtuinは酵母の老化を抑制するヒストン脱アセチル化酵素として同定されました。哺乳類には7種類のsirtuin分子があり、これら酵素は糖・脂質代謝、DNA修復、老化など様々な生命現象に関与しています。我々は、SIRT7をノックアウトすると肝臓の脂質蓄積が改善することを発見しました。その機構として、SIRT7はTR4転写因子のたんぱく質分解酵素の働きを抑制すること、SIRT7の働きが弱まるとTR4の量が減少し、肝臓に脂肪が貯まりにくくなることを解明しました(Yoshizawa, T. et al., Cell Metab., 2014)。この成果は、読売新聞、西日本新聞、熊本日日新聞、NHK (TV news)、TKU (TV news)で紹介されました。さらに我々は、SIRT7が骨、脳、心臓、腎臓、白色脂肪組織や褐色脂肪組織でも重要な役割を果たしていることを見いだし、現在詳細な解析を進めています。本研究を通じて、新たな脂質代謝制御機構の同定と臨床への応用を目指しています。

連絡先

〒 860-8556
熊本市本荘1丁目1番1号
熊本大学大学院生命科学研究部 病態生化学講座

TEL: 096-373-5070 (受付)
FAX: 096-364-6940

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